亀井2打席連発!菅野が完封7勝!巨人8カードぶり勝ち越し

[ 2015年7月5日 17:07 ]

<中・巨>5回、右越えソロを放つ亀井

セ・リーグ 巨人2―0中日

(7月5日 ナゴヤドーム)
 前日4時間37分の死闘で引き分けた巨人は2―0で中日を下し8カードぶりの勝ち越しを決めて2位に浮上した。

 10戦連続1桁安打の巨人は、5番亀井が気を吐いた。先頭打者で打席に入った5回、中日先発の山井から右翼席へ運ぶ先制4号ソロホームランを放った。波に乗る亀井は続く7回にも5号ソロアーチを放ち追加点を奪った。9回には内野安打で猛打賞と爆発した。

 だが亀井とマルチ安打の村田以外の打者は元気なく、この日も1桁安打で終わり得点は2点のみ。チーム得点はリーグ最下位のままと打線の活性化はならなかったが、リーグトップの防御率を誇る投手が奮闘した。先発・菅野は初回に連続四球を出すなど不安定な立ち上がりだったが、その後は丁寧な投球で凡打の山を築く。124球を投げ5安打完封でリードを守り7勝目を挙げた。

 中日は4、5回に三塁へ走者を進める好機をつくるも、あと一打が出ず。ドラフト3位の友永がプロ初安打初盗塁を決めたが、打線は巨人先発の菅野を攻略できなかった。これで今季ワーストタイの借金10。1~5位まで大混戦のセ・リーグで悲しい“蚊帳の外”状態だ。

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