ドラ1投手次々投入も勝利呼べず 谷繁監督「引き分けでは良くない」

[ 2015年7月5日 05:30 ]

<中・巨>延長11回から捕手として出場した谷繁兼任監督だったが…

セ・リーグ 中日3―3巨人

(7月4日 ナゴヤD)
 「若竜打線」も「ドラ1リレー」も勝利を呼ぶことはできなかった。鈴木―桂のバッテリーを始め、助っ人陣以外は若手で固めた大胆なオーダーで臨んだが、終わってみれば総力戦で巨人とドロー。「混セ」の中、蚊帳の外の状態から抜け出すことはできなかった。

 「選手は収穫があっても、チームとしては借金9で引き分けでは良くない。1つでも減らしていかないと」

 延長11回からマスクをかぶった谷繁兼任監督が疲れ気味に振り返った。プロ初先発の鈴木は13年のドラフト1位。そこから14年の野村、09年・岡田、又吉を挟んで12年の福谷と「ドラ1投手」を次々とつぎ込んだ。しかし、鈴木は3―2と逆転した直後の3回、突然、ストライクが入らなくなり、先頭から3連続四球で降板。若さが出た形で追いつかれ、試合の流れを持ってこれなかった。(山添 晴治)

 ▼中日・鈴木(プロ初先発も3回0/3を5安打3失点でKO)真っすぐは悪くなかったけど、逆転してもらってから変に意識して力んでしまった。

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2015年7月5日のニュース