阪神 山本 緊張で後攻なのに「先にマウンドへ行こうとしていた」

[ 2015年7月5日 07:48 ]

ウイニングボールを手に笑顔でガッツポーズする山本
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セ・リーグ 阪神7-6DeNA

(7月4日 横浜)
 阪神・和田監督は初先発させた山本のドキドキの舞台裏を笑って明かした。「初回は相当に緊張していた。うちが後攻だと思っていたからね。先にマウンドへ行こうとしていたよ」。勝利投手の権利を目前とした5回は1点差に迫られ、なお2死二塁で筒香を迎えても我慢の続投で背中を押した。

 決断の心境を問われても「たらればの話はやめよう」とし、「アイツで勝った試合。よく頑張った」とたたえた。球団通算1万試合に達した前日3日は痛恨のサヨナラ敗戦。順位が日ごとに変動する大混戦とあって3日ぶりの首位浮上に対する言及はなく、逆風の中で連敗で止めた新星の出現を喜んだ。

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2015年7月5日のニュース