Aロッド“賞与”4億円寄付 記念球見返りにファン支援の団体にも

[ 2015年7月5日 05:30 ]

ハンプルさんから記念球を受け取るロドリゲス(右)

ア・リーグ ヤンキース7―5レイズ

(7月3日 ニューヨーク)
 大リーグ機構と大リーグ選手会は、ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(39)が一定の成績に達すれば受け取る予定だったボーナスを寄付することで球団と合意したと発表した。総額350万ドル(約4億3000万円)が青少年育成団体などに寄付される。5月にウィリー・メイズを抜く通算661本塁打をマークした際、薬物規定違反で昨季全試合出場停止処分を受けたロドリゲスにボーナスを払うかが注目を集めていた。

 また、ロドリゲスは本塁打で通算3000安打を達成した際の記念ボールを保持していたニューヨーク在住のザック・ハンプルさん(37)から受け取った。25年間、球場に通い8000個以上のボールをキャッチしている名物コレクターで当初は返却する意思がないとしていた。球団は見返りとして、そのハンプルさんが支援する慈善団体に15万ドル(約1800万円)を寄付する。

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2015年7月5日のニュース