藤浪 年内投球封印へ 肩休めして体づくり専念

[ 2014年11月18日 05:30 ]

侍ジャパンの藤浪

日米野球

 16日の日米野球第4戦(東京ドーム)で先発した阪神・藤浪晋太郎投手(20)は17日、第5戦の舞台・札幌へ移動した。

 右腕に今後の登板予定はなく、16日の試合が今年の“投げ納め”となる見込み。今後、年内は投球練習を封印し、肩を休める。並行してウエートトレーニングに励み、来季へ向けた準備を進める。

 「(日米野球後は)肩を休めないといけないと思っています。本来なら肩を休めることができているはず(の時期)ですが、今年は休められていないので」

 今季は一度も戦線離脱することなくレギュラーシーズン25試合に登板。規定投球回をクリアする163イニングを消化した。さらにポストシーズン2試合、侍ジャパン2試合に先発。年間トータルでは先発29試合、投球回は181回2/3に至った。まだ若いとはいえ、肩、肘を始めとした肉体の疲労は相当なものだろう。それを癒すため年内はノースロー調整し、全身をオーバーホールする予定だ。

 「(今後は)軽くキャッチボールくらいはするかもしれませんが、12月いっぱいはトレーニング中心になると思います」

 “肩休め”と並行して体づくりを進める。来季へ向け、今オフは体重3キロ増をノルマに掲げており、食事トレ、ウエートトレでスケールアップを図る算段だ。来年2月1日のキャンプインまで、残り約2カ月半。限られた時間を有効活用し、3年目に向かう準備を整える。

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2014年11月18日のニュース