大和魂だ!激突キャッチ 打っては2安打

[ 2014年10月17日 05:30 ]

<巨・神>8回無死、亀井の右中間への打球を大和がジャンプして好捕

セ・リーグCSファイナルS第2戦 阪神5-2巨人

(10月16日 東京D)
 超絶ジャンピングキャッチで、阪神・大和がピンチの芽を摘んだ。3点リードの8回だ。先頭の代打・亀井が福原から放った右中間への大飛球。全速力で落下地点へ向かう。最後は必死に左腕を伸ばし、すんでのところでグラブに白球を収めた。

 その勢いのまま、お尻からフェンスへ激突。豪快に倒れ込みながらもボールだけは絶対に離さなかった。

 「(捕って)テンションを上げたかったんですが、お尻が痛すぎて上がらなかった…」。苦笑いする韋駄天(いだてん)は、4回2死から今CS14打席目にして初安打も記録した。8回にも快音を響かせてマルチ安打。「そろそろ出るかなと思っていた」。攻守に調子を上げてきた男が、一気の王手へ一役買う。

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2014年10月17日のニュース