阪神・和田監督、巨人3連破で一気王手も「日々初戦のつもりで」

[ 2014年10月17日 22:22 ]

<巨・神>日本シリーズ進出に王手をかけ、選手を出迎える和田監督

セ・リーグCSファイナルS第3戦 阪神4―2巨人

(10月17日 東京D)
 敵地でリーグ王者の巨人を相手に3連勝。日本シリーズ進出へ王手をかけた阪神・和田監督は「状況うんぬんではなく、日々初戦のつもりで戦いたい」と“あと1勝”にも気を緩めることなく、次戦を見据えた。

 この日はファイナルステージで初めて先制を許した。それでも今の阪神に焦りはない。6回にゴメス、代打・福留の適時打で同点に追いつき、なおも2死満塁とすると、5回まで3安打2失点の先発・メッセンジャーに代打・新井を送り勝負に出た。「あそこで勝ち越したかった」と指揮官。結果は二ゴロに終わり追加点は奪えなかったが、積極策で流れを引き寄せ、7回の逆転劇につなげた。

 「メッセンジャーの後のピッチャーが本当に踏ん張ってくれた」。6回以降は高宮、安藤、松田とつなぎ8回2死一、二塁とピンチを迎えると迷わず呉昇桓を投入。ファーストステージ初戦から5試合連続登板の守護神は1回1/3を無安打と完璧に抑えた。

 レギュラーシーズン2位で突入したCSで、4勝1分けと無敗の阪神。最高の勢いで一気にCS突破へと突き進む。

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2014年10月17日のニュース