成瀬、移籍も…ロッテと残留交渉決裂「寂しい気持ちになった」

[ 2014年10月17日 05:33 ]

ロッテの成瀬

 ロッテの林信平球団本部長は16日、国内フリーエージェント(FA)の資格取得条件を満たしている成瀬と15日に交渉したことを明らかにし「彼が感じていることとかいろいろ話した。結論めいたものは出ていない」と語った。

 この日、成瀬は「話はしました。11年間やってきて、今までの実績を評価してもらっているとは思えなかった。ショックを隠せないし、寂しい気持ちになった」と心境を述べた。

 交渉の席では、林信平球団本部長に球団の今後のビジョンや方向性などについても確認した。自身の要求とのかい離は大きく決裂。今月中に次回の交渉が予定されているが、成瀬は「家族や、いろいろな人に相談したい。話し合っていい結果が出ればいい」と権利を行使しての移籍も辞さない構えだ。

 山室晋也球団社長は「功労者としての実績を加味し、できる限りの条件は提示した」と説明したが、交渉が長期化する可能性も出てきた。

続きを表示

2014年10月17日のニュース