イシカワ　大舞台で青木との再会心待ち「あいさつに行くよ」

９回にサヨナラ３ランを放ったジャイアンツのトラビス・イシカワ　（ＡＰ）
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ナ・リーグ優勝決定シリーズ第５戦 ジャイアンツ６―３カージナルス

（10月16日 サンフランシスコ）
　ロイヤルズ・青木のワールドシリーズの対戦相手は元同僚のイシカワだ。大リーグは１６日（日本時間１７日）、サンフランシスコでナ・リーグ優勝決定シリーズ第５戦を行い、ジャイアンツが日系４世のイシカワの決勝３ランでカージナルスに６―３でサヨナラ勝ちし、４勝１敗で２年ぶりのワールドシリーズ進出を決めた。２１日（同２２日）に開幕するワールドシリーズでは、青木擁するロ軍と世界一をかけて争う。

　イシカワは「彼（青木）も頑張っているね。ワールドシリーズで会えたらあいさつに行くよ」と青木との再会を待ちわびていただけに、自らの一撃でワールドシリーズ進出を決め、「凄くいい気持ちだね。何と言っていいかわからないよ」と興奮を隠せなかった。

　１２年に在籍したブルワーズで青木と同僚。シアトル生まれで、祖父の両親が日本人だが、日本語は「１０まで数えられるくらい」というイシカワ。ワールドシリーズでは青木との対決にも注目が集まる。