岩倉・工藤 親孝行弾 聴覚障がい持つ両親に感謝

[ 2014年7月8日 05:30 ]

<岩倉・都北豊島工>初回2死二塁、左中間に先制となる2ランを放った工藤

東東京大会1回戦 岩倉10―0都北豊島工

(7月7日 神宮)
 岩倉(東東京)が84年センバツを制した名門が都北豊島工に大勝した。

 4番・工藤が初回に左中間へ先制2ラン。高校通算18発ながら公式戦初アーチで「神宮で打つのも、もちろん初めて。うれしい」と笑顔を見せた。長打力と豊富な練習量を買われ1年秋から5番に座る。ともに聴覚に障がいを持つ両親の応援が心の支え。「耳が聞こえない中で働いて、お金のかかる私立に通わせてくれた。甲子園に行くことが恩返し」と意気込んだ。

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2014年7月8日のニュース