星野監督 再び球宴辞退も 楽天オーナー代行「難しい」

[ 2014年7月8日 05:43 ]

楽天・星野監督

 楽天・井上智治オーナー代行は7日、胸椎黄色じん帯骨化症などの手術を受けて休養中の星野仙一監督(67)が「マツダオールスター2014」での指揮を再び辞退する可能性があるとの見解を示した。

 井上代行は「現時点ではベンチに入って座っているのも非常に困難な状況。(指揮を執るのは)難しいと思う」と説明。星野監督は6月下旬から仙台市内に移って歩行訓練などのリハビリを進めているが、18、19日に迫った現場復帰までに体調回復が間に合わない見通しだという。

 球宴の全パの監督については、辞退する予定だった星野監督が指揮を執るとパ・リーグが3日に発表。しかし、楽天は星野監督の回復状況を慎重に見守った上で最終的な判断をする方針で、井上代行は「発表前に(難しいという)状況はリーグに伝えてある。今週中には結論を出したい」とした。もし再び辞退ということになれば、パ理事会であらためて検討する。

 ▼パ・リーグ、村山良雄理事長(オリックス球団常務)ご本人はそういう(全パの指揮をする)意思を持っておられる。今のところは発表通り。万が一の場合の想定はしていない。その時は星野監督と直接お話をしたい。

続きを表示

2014年7月8日のニュース