デーブ監督代行 メジャー流中4日100球導入へ 9連戦秘策

[ 2014年7月8日 05:30 ]

コボスタ宮城で青山(右)とともにランニングを行う楽天・大久保監督代行

 楽天・大久保監督代行が7日、前半戦の最後のヤマ場でもある9連戦に向け「6人で中6日で回して“先発が足りない”となるなら、中4日で回せばいい。9連戦は現状の5人の先発で回したい」と明言した。

 近年、日本球界では6人の先発投手を中6日の間隔で先発させることが主流だが、メジャーは約100球の球数制限で中4日。チームから移籍したマリナーズの岩隈、ヤンキースの田中も中4日でフル回転している。現在、先発はここまで5完封の則本を筆頭に美馬、辛島、青山、宮川。ドラフト1位の松井裕は当面は中継ぎ待機する予定で、「6人目」の候補も少ない状況だ。そこで今回の9連戦は先発枚数を増やすよりも登板間隔を減らすことに決定。球数制限について大久保監督代行は「中4日なら基本は100球」と設定した。

 現在は休養中の星野監督も「中5日で120球以下が理想」と話すなど、中6日に否定的だった。先発枚数が減れば中継ぎを厚くすることが可能。先発投手も完投を意識することなく序盤から飛ばすことができる。美馬も「間隔が短ければ投げる機会は増える」と歓迎した。

続きを表示

2014年7月8日のニュース