松井裕、2軍戦で6回1失点9Kと好投も“プロ初勝利”ならず

[ 2014年5月5日 15:48 ]

<イースタン日・楽>3回1死二塁、飛び出した2走をけん制で刺した小関をたたえる楽天・松井裕

イースタン・リーグ 楽天3―4日本ハム

(5月5日 鎌ケ谷)
 こどもの日の5日、楽天・松井裕がイースタン・リーグの日本ハム戦(鎌ケ谷)に先発、6回72球を投げて4安打1失点、無四球で9奪三振だった。2―1とリードして降板したが、3―4で逆転負け。“プロ初勝利”はならなかった。

 初回、先頭の松本を左飛に打ち取ると、岸里、金子誠は連続空振り三振。2回も2つの三振を奪って3者凡退と上々の立ち上がり。

 3回には1死から大嶋に右中間二塁打を許したが、続く宇佐美の打席で大嶋を捕手からの送球でアウトにし、宇佐美は空振り三振。結局、日本ハムの攻撃を3人で片づけた。

 4回1死三塁から金子誠に左前適時打を許し、1点を失ったものの、続く鵜久森、赤田を連続三振に仕留め、5、6回も無失点で切り抜けた。

 最速143キロをマーク。打者21人に対し無四球、3ボールとなったのも3人だけ。パスボールとワイルドピッチが1つずつあったが、1軍では乱れた制球に不安を感じさせない内容だった。

 松井裕は1軍で4試合に先発して0勝3敗、防御率6・05。2軍では5日が初めての登板だった。楽天の2軍は全員に膝下からストッキングを見せるオールドスタイルが義務づけられており、松井裕も同スタイルでマウンドへ上がった。

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