原監督不在の巨人逆転勝ち 病床の貢氏に届け!孫の菅野が力投6勝

[ 2014年5月5日 17:38 ]

<中・巨>6回2死二塁、和田を空振り三振に仕留め、ガッツポーズする菅野

セ・リーグ 巨人3―2中日

(5月5日 ナゴヤD)
 巨人は敵地で中日に3―2で勝ち、菅野智之投手(24)が無傷の6勝目をマークした。

 菅野の祖父で、原辰徳監督(55)の父・貢氏(79)が4日夕、心筋梗塞のため神奈川県内の病院に入院。原監督が遠征先の名古屋から緊急帰京して不在の中、孫の菅野が力投した。

 初回、2回と1点ずつを取られ、序盤で2点のリードを許す展開となったが、3回1死二塁から坂本の左中間二塁打と長野の右犠飛で同点に追いついてもらうと徐々に立ち直り、7回を7安打2失点(自責1)で投げ切り、リーグトップの今季6勝目を挙げた。

 巨人は2―2で迎えた5回、2死走者なしから坂本、片岡の連打で2死一、二塁。続く長野の遊ゴロが敵失(記録は二塁手・荒木)を誘って決勝点が入った。菅野の降板後は西村、山口、マシソンと小刻みな継投で中日に反撃を許さなかった。

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