ダル「チャレンジに助けられた」 初回2発被弾も5戦ぶり白星

[ 2014年5月5日 10:48 ]

エンゼルス戦の3回、追加点にベンチで笑顔を見せるレンジャーズのダルビッシュ
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ア・リーグ レンジャーズ14―3エンゼルス

(5月4日 アナハイム)
 レンジャーズのダルビッシュが今季6度目の先発でにようやく2勝目をマークした。初回にアイバー、プホルスにソロ本塁打を浴びて6回1/3で7安打3失点。内容的には本調子と言えるものではなかったが、この日は打線の援護に恵まれ、今季初登板だった4月6日のレイズ戦以来、5試合ぶりの白星となった。

 ここまで5試合、ダルビッシュ登板中の得点はわずか5点。特に最初の3試合は計2点しかなく、21日のアスレチックス戦を前に米メディアから「野手を食事に誘った方がいいのでは」と冗談交じりで質問されたほど。

 だが、この日は初回に3点先制。1点差に迫られた2回にも2点を奪い、4回まで毎回の9得点と打線が爆発。ダルビッシュが立ち直るには十分な援護だった。また2回1死一、二塁から投ゴロで1度はセーフと判定されながら、チャンレンジによるビデオ判定で覆るシーンもあった。

 「なるべく長いイニングを投げたいといつも思っているので、7回までいけてよかった。チャレンジに助けられた」とダルビッシュ。7回1死一、二塁で降板するまで先発としての役割をしっかり果たした。

 エンゼルスはトラウト、プホルスらを擁してア・リーグ最多38本塁打を誇る強力打線だが、これで7勝1敗と相性抜群。ここから一気に勝ち星を伸ばすことが期待される。

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