菅野 祖父急病、本調子遠くても6勝目「全員でつかみ取った勝利」

[ 2014年5月5日 17:55 ]

<中・巨>7回、岩崎の三振をアピールする菅野

セ・リーグ 巨人3―2中日

(5月5日 ナゴヤD)
 無傷の6勝目をマークした巨人・菅野は「全員でつかみ取った勝利だと思います。野手に助けてもらいました」と控えめな笑顔を浮かべた。

 不安定な立ち上がりで初回、2回と1点ずつを取られ序盤で0―2の劣勢。「最初はシュートしか使えなかった」と振り返ったが、失点した後に捕手の阿部と「いろいろなボールを使っていこう」と話し合い、その後は「カットボールとカーブを投げているうちにストレートも良くなってきた」という。

 終わってみれば、その後は失点を許さず、中日打線に7回で128球を投げ、6三振を奪って7安打1四球2失点(自責1)。「本調子にはほど遠いが、自信になる」と勝利の味をかみしめた。

 無傷で勝利を続けていることに関しては、「いいプレッシャーになっている。これからも負けなしでいけるようにファンの皆さんと一緒に頑張っていきたいです」という菅野。調子が悪い中でも力投で白星を手にした姿はきっと病床にいる祖父・貢氏にも届いたはずだ。

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2014年5月5日のニュース