ロッテ史上初!離島オープン戦 石垣島で相手は“宮古島”オリックス

[ 2013年12月11日 08:03 ]

来年2月16日に球界史上初となる離島でのオープン戦開催が決定したロッテのキャンプ地・石垣島の川平湾

 来年2月16日に、ロッテの春季キャンプ地である沖縄・石垣島(沖縄県石垣市)で、ロッテ―オリックスのオープン戦が開催されることが10日、分かった。離島でのオープン戦は球界史上初の試みで、来年で80周年を迎えるプロ野球にとって史上最南端での試合開催となる。来春最も早いオープン戦となるのも確実で、大きな注目を集めそうだ。

 球界史上初の「離島シリーズ」で球春の到来を告げる。時は2014年2月16日、石垣市中央運動公園野球場でロッテ―オリックス戦が開催されることが決まった。

 球界関係者によると、石垣島でのオープン戦開催について「これまで(石垣)市民からの要望も多数寄せられていた。昨年末から球団と市がオープン戦の開催について話し合ってきた。やっと実現のメドが立った」。ロッテの球団職員が今月上旬に石垣市を訪問。石垣市の職員とともに施設の視察と開催に向けた最終調整を終えた。

 来年は日本で初のプロ野球選手が誕生して大リーグ選抜と試合をするなどした1934年から80周年を迎える。来季は12球団が「80」「NPB」などの文字があしらわれたワッペンを帽子につけてプレーすることも決まっている。その記念すべき年に、史上最南端のオープン戦。その環境は整っている。

 11年1月に8000人収容の新球場、石垣市中央運動公園野球場が完成。グラウンドは両翼99・5メートル、中堅122メートルで、ロッテの本拠地・QVCマリンと同サイズだ。冷暖房完備のロッカーや室内練習場や大型ブルペンも併設している。気温も20~25度と温暖で、ロッテ・伊東監督も今春キャンプを終えて「素晴らしい環境と施設。来年はぜひ石垣島で(オープン戦を)やりたい」とリクエストしていた。

続きを表示

この記事のフォト

2013年12月11日のニュース