名将トーリ氏、コックス氏、ラルーサ氏殿堂入り 3氏とも満票で

[ 2013年12月11日 05:30 ]

殿堂入りが決まった(左から)ラルーサ氏、トーリ氏、コックス氏

 米野球殿堂は9日、監督としていずれも通算2000勝以上を挙げたジョー・トーリ氏(73)、ボビー・コックス氏(72)、トニー・ラルーサ氏(69)の殿堂入りを発表した。

 73年以降の大リーグ拡張期に活躍した候補者の中から、往年の名選手らで構成される選考委員会の投票で選ばれた。3氏とも満票での選出だった。

 名将3人そろっての会見。通算2326勝、ヤンキースを4度ワールドシリーズ制覇に導いたトーリ氏は「この2人と殿堂入りできることが光栄。対戦で多くのことを学んだ」と語った。ラルーサ氏はアスレチックスとカージナルスで史上3位の2728勝、コックス氏はブレーブスなど29年で2504勝を積み上げた。

 なお、野茂英雄氏が候補に挙がっている全米野球記者協会が選ぶ競技者部門の殿堂入りは、来年1月8日に発表される。

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2013年12月11日のニュース