阪神 中村GMが緊急渡韓!最速157キロ守護神候補を直接視察へ

[ 2013年9月9日 08:53 ]

 来季の新守護神候補の本格調査を開始した。阪神・中村勝広ゼネラルマネジャー(64=GM)が8日、緊急渡韓した。お目当ての筆頭候補は最速157キロ右腕のサムスン・呉昇桓(オスンファン)投手(31)だ。すでに8月上旬にも嶌村、木戸両GM補佐が現地視察している。重ねて中村GMが直接視察に乗り出した意味は決して小さくはない。

 サムスンは10、11日に木洞球場でネクセンとの2連戦を予定。中村GMは両試合とも視察し、守護神の適性を見極める算段と見られる。

 さらに今回の渡韓目的はそれだけではない。球団幹部が「幅広い調査」と話すように、呉昇桓以外の有力選手も視察する予定。リストに挙がっているのが、KIA・尹錫眠(ユンソクミン)投手(27)だ。現地報道でも「メジャーリーグは呉昇桓より尹錫眠を評価」と伝えられている大型右腕。今季で海外フリーエージェント(FA)権も取得する。スリークオーターから繰り出す最速150キロ超の直球が持ち味で、前ヤクルトの林昌勇(現カブス)に似たタイプの剛腕。米球界も注目する逸材のチェックも欠かせない。現時点では調査段階とはいえ、来季へ向けたフロント陣の動きが慌ただしくなってきた。

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2013年9月9日のニュース