ヤクルト藤本が引退表明 「あっという間」の13年、指導者の道へ

[ 2013年9月9日 12:28 ]

今季限りでの現役引退を表明したヤクルトの藤本

 ヤクルトの藤本敦士内野手(35)が9日、東京都内の球団事務所で記者会見し、今季限りでの現役引退を表明した。プロ生活13年間を振り返り「一年一年がむしゃらにやってきた。本当にあっという間。ここまでできたのは満足」と話した。

 兵庫・育英高からデュプロなどを経て2001年にドラフト7位で阪神入り。03、05年のリーグ優勝に貢献し、04年のアテネ五輪日本代表にも選ばれた。フリーエージェント(FA)移籍で10年からヤクルトでプレーしたが腰痛に苦しみ、今季は1軍出場がなかった。

 今後については「これからも野球に携わっていきたい。(将来は)ユニホームを着て指導したいという気持ちは強い」と話した。

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2013年9月9日のニュース