黒田6回2失点も勝ち星消えた「今日の状態ではあれが精いっぱい」

[ 2013年9月9日 07:43 ]

レッドソックス戦に先発し、6回を2失点で勝敗は付かなかったヤンキース・黒田

ア・リーグ ヤンキース4―3レッドソックス

(9月8日 ニューヨーク)
 ヤンキースの黒田は8日(日本時間9日)、ニューヨークでのレッドソックス戦に先発して6回を投げて5安打2失点、6三振2四球で勝敗は付かなかった。防御率は2・99。

 黒田は2回、4番オルティス、5番カープの連続二塁打で1点を先行され、下位打線に連続四球を与えてなお2死満塁の場面を招いたが、1番ナバを二ゴロに仕留めてピンチ脱出。3回以降は立て直し、味方が3―1と勝ち越した直後の6回に内野ゴロの間に1点を奪われたが、6回2失点にまとめて勝利投手の権利を得て降板した。

 しかし9回にリリーフした守護神リベラがソロ本塁打を浴びて試合は振り出しに。黒田の8月12日のエンゼルス戦以来となる12勝目は消えた。それでもその裏、1死からイチローが中前打で出塁して最後は相手投手の暴投でサヨナラのホームを踏み、チームの連敗は3で止まった。

 ▼黒田の話 うちの打線の状態が上がっているので2点、3点に抑えればチャンスはあると思った。1点でも少なく、粘り強くという気持ちだった。今日の状態ではあれが精いっぱい。

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2013年9月9日のニュース