野茂の記録に並んだダルビッシュ 課題は被本塁打

[ 2013年8月31日 14:17 ]

ツインズ戦の7回、ハーマンに同点2ランを浴び汗を拭うレンジャーズのダルビッシュ
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 30日(日本時間31日)のツインズ戦で今季11度目の2桁奪三振となる11三振を奪い、今季236奪三振として1995年に野茂英雄(ドジャース)がマークした日本人最高記録に並んだレンジャーズのダルビッシュ。この日が今季26試合目の登板で、昨季と同じ29試合に登板すると仮定しても大幅に記録を更新することは間違いない。

 1試合(9イニング)当たりの平均三振数は昨年の10・4から12・2にアップ。被安打や失点なども、ここまで昨季よりも少なく、数字面で進化の跡を示しているが、被本塁打数だけはすでに昨季14本を超え、この日の2本を加えて22本となった。

 6回までツインズ打線をノーヒットに抑えていながら、2点リードの7回に先頭のドージアに四球を与え、続くハーマンに同点2ランを被弾。さらにモーノーにも右越えソロを浴びて逆転を許し、13勝目は逃げていった。一発に泣く試合が増えており、それを解消できるかが、白星を積み上げていくための課題となりそうだ。

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2013年8月31日のニュース