オリックス 33歳竹原が10回V打「家族に迷惑を掛けた」

[ 2013年8月31日 06:00 ]

<西・オ>10回2死満塁、3点二塁打を放ちガッツポーズをする竹原

パ・リーグ オリックス6-2西武

(8月30日 西武D)
 9回に平野佳が2点差を追いつかれる大ピンチを救ったのは、代走から途中出場したオリックス・竹原だ。延長10回2死満塁で、サファテから右中間を破る走者一掃の3点適時二塁打。「ようやくチームの力になれた。やっぱり野球はここでやらないとダメだ」と笑みを漏らした。

 4月7日に出場選手登録を抹消され、前日29日に1軍昇格したばかり。今季8打席目での初安打が決勝打になった。ファームではチーム最多の8本塁打を放つなど持ち味をアピールしたが、出番は来ず。「家族に迷惑を掛けた。ちょっとは嫁さんも気が楽になったかも」と33歳は喜んだ。

 負ければ3連敗で、今季ワーストを更新する借金11だったが、何とか阻止。森脇監督は「みんなでつないで、男・竹原が一発で仕留める。素晴らしい集中力だった」と称えた。逆転でのクライマックスシリーズ進出へ、まだまだあきらめない。

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2013年8月31日のニュース