ロッテ・角中が語る マー君最大の変化

[ 2013年8月31日 12:51 ]

<ソ・楽>力投する楽天・田中
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 昨季、独立リーグ出身者で初の首位打者を獲得したロッテ・角中勝也外野手(26)。楽天・田中に対しても昨季までは21打数9安打とキラーぶりを発揮していたが今季は9打数1安打。マー君の何が変わったのか、角中が語った。

 昨季と今季の一番の違いはスプリット。昨季はスプリットというよりフォークだった。フォークだと球速が遅いので、どれだけ落差があってもバットに当てやすい。スプリットは速いので。軌道もバットを振りにいった時点まで真っすぐと同じ。良いときは、振ってから落ちるぐらいのイメージで変化する。

 直球も昨季までと違う。スピードガン表示を見ても速くなっているんだけど切れが増した。昨季は「ズドン」という感じだったけど、今季は「ビュッ!」という感じ。ホップして浮き上がってくる。配球はその直球とスプリットが多くなっている。走者を出してからは直球とスプリットしか使ってこない。スライダーは比較的抜けることが多いのであまり使ってこない。本人も分かっているんだと思う。

 対策法は、うちの投手が0点に抑えてくれること。そうすれば負けはないですから(笑い)。とにかく追い込まれるまでに初球から振っていくしかない。多少、高かったりコースが外れていたとしても。

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2013年8月31日のニュース