巨人・橋本 魅せたレーザービーム!逆転打呼び込む二塁打も

[ 2013年7月30日 22:18 ]

<巨・ヤ>3回無死一、二塁山田の右飛を捕った橋本が三塁へ送球、二走川島慶を刺す

セ・リーグ 巨人4―1ヤクルト

(7月30日 東京D)
 5月8日以来の出場となった巨人5年目の橋本が守備で魅せた。ヤクルトに1点リードされた3回無死一、二塁、1番山田の右飛をつかむと三塁へ好返球し、二塁走者の川島を刺した。

 タッチアップを許していれば1死一、三塁とピンチが広がっていただけにエースの内海を救う好プレーとなった。橋本は「肩が一番のアピールポイントですから」と振り返った。2番に入った打撃でも3打席目まで四球、二塁打、内野安打とすべて出塁。3回の二塁打は村田の逆転打を呼び込む一打となった。

 その後も四球で出塁するなど、この日は3打数2安打2四球と攻守に躍動した。初のお立ち台では「まさかここに立てるとは。素直にうれしい」と初々しい表情で笑顔を見せていた。“レーザービーム”の場面は「見せ場と思って思い切り投げた。2軍での練習の成果が出てよかった」と誇らしげだった。

 3月の開幕時には1軍メンバーに名を連ねていたものの5月8日の阪神戦を最後に2軍落ち、この間わずか2安打、打率1割以下では定着できるはずもなかった。ファームで鍛え直し2カ月半ぶりのスタメンで即結果を出した。宮城・仙台育英出身の23歳、強肩でスタンドを沸かせる新ヒーローが躍り出た。

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2013年7月30日のニュース