夏の甲子園 始球式&開会式に岩手、宮城、福島の球児を招待

[ 2013年7月30日 06:00 ]

 日本高野連は29日、第95回全国高校野球選手権大会の始球式と開会式に、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島各県から球児計3人を招待すると発表した。

 始球式で投手を務める宮古北(岩手)の山本将大さん(3年)は、震災で祖父・佐宏さん=当時(81)=を亡くし、現在は仮設住宅で両親や祖母、弟と暮らす。「たくさんの支援に感謝の気持ちを持って投げたい」。ポケットに祖父の写真を入れて、小さいころからの憧れの舞台に立つ。捕手には石巻商(宮城)の今野克哉さん(3年)、入場行進の先導役には福島東の今泉翔太さん(3年)が選ばれた。

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2013年7月30日のニュース