岩国商 27年ぶり夏切符 エース高橋1失点完投

[ 2013年7月30日 06:00 ]

<高川学園・岩国商>27年ぶりの夏の甲子園出場を決めて主将・栗栖捕手(左から3人目)を中心に歓喜の輪を作る岩国商

山口決勝 岩国商2―1高川学園

(7月29日 山口県西京)
 岩国商が高川学園の反撃を抑え、27年ぶりの夏の甲子園を決めた。

 4回、満塁からのスクイズが悪送球を誘い2点を先制。エースの高橋は終盤得点圏にランナーを背負ったが要所を締め、最少失点で切り抜けた。今春センバツの初戦で優勝候補の履正社(大阪)を相手に1―0と大会完封一番乗りを果たした左腕は「高川打線は逆方向に打つのがうまい。変化球も合わせてくるので内角を突いて詰まらせる投球を心掛けた」。134球、1失点の完投に胸を張った。「選手が落ち着いていた」と中内博和監督。息詰まる接戦を制し春夏連続出場を決めた栗栖主将は「目標は全国制覇」と意気込んだ。

 ◆岩国商(山口)女子ソフトテニス部も強豪。OGに競輪の三輪梓乃ら。

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2013年7月30日のニュース