大野、G倒で自己最多5勝目「もっと伸ばしていきたい」

[ 2013年7月12日 23:05 ]

巨人に快勝し、握手する5勝目挙げた中日・大野(左)と今季初登板の浅尾

セ・リーグ 中日9―1巨人

(7月12日 ナゴヤD)
 プロ3年目の中日先発・大野が巨人打線を7回6安打1失点に抑え、今季5勝目を飾った。初回、いきなり先頭・中井に右前打を許し、続く谷を併殺に打ち取りながら、さらに四球と安打で2死一、二塁のピンチを招くなど不安定な立ち上がりだったが、ここを何とかしのぐと、7回に村田にソロを被弾した以外は失点を許さなかった。「やっぱり気持ちが入る。ジャイアンツから(白星を)挙げられるのはいいこと」と語った。

 お立ち台では「いつも立ち上がりが悪くて。次までにどうにかします」と苦笑。それでも「最近はピンチになっても冷静に投げられている」とし、途中からクイックモーションでの投球が「ハマッた」と振り返った。

 今季5勝目は、昨季の4勝を上回りシーズン自己最多を更新。「もっと伸ばしていきたいです」と力強く宣言した左腕が、チームの上位進出のカギとなる。

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2013年7月12日のニュース