阿部 捕手復帰へ 全快モード打撃に続き守備もOK

[ 2013年7月12日 06:00 ]

福島駅で新幹線ホームに向かう阿部

 1人3役解禁だ。巨人・阿部が12日の中日戦(ナゴヤドーム)から7試合ぶりに捕手として先発復帰する。右脇腹を痛めた「主将兼4番」が、本来のポジションで前半戦ラストスパートに入る。

 「球宴まであと6試合。捕手で出られるように頑張る」。阿部の捕手での先発出場は右脇腹筋肉の炎症を起こした2日の阪神戦(甲子園)以来となる。3試合の欠場後、7日のDeNA戦(東京ドーム)で代打で復帰。一塁で先発復帰した9、10日のヤクルト2連戦(山形、福島)では2試合連続本塁打を放ちバットは全快モードになった。患部の状態を判断し、捕手にゴーサインとなった。チームは現在、今季最多の貯金20。「もう大丈夫ですよ」と阿部。中日、阪神相手の6連戦で、V率100%となる貯金20での前半戦ターンを死守する。

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2013年7月12日のニュース