甲子園決勝でマー君と投げ合った準V投手 またひったくりで逮捕

[ 2013年7月10日 18:07 ]

2007年甲子園で投げる本田拓人容疑者

 大阪府警捜査3課は10日までに、ひったくりをしたとして、窃盗の疑いで、2005年夏の甲子園準優勝投手で無職本田拓人容疑者(23)を逮捕した。

 捜査3課によると、本田容疑者は京都外大西高1年で甲子園に出場。決勝で駒大苫小牧高の田中将大投手=現プロ野球楽天=と投げ合った。野球独立リーグの明石レッドソルジャーズの元選手だが、現在は野球で生計を立てていない。11年5月にもひったくり事件で逮捕された。

 逮捕容疑は今年6月15日午後0時10分ごろ、大阪府大東市北条3丁目の路上で、自転車で帰宅中の無職女性(67)の前かごから、オートバイで追い越しざまに現金約2万5千円の入ったかばんをひったくった疑い。

 捜査3課によると、「生活費や収入源がなかった」と容疑を認めている。他にもひったくり数件に関与したと供述しており、裏付けを進める。

 防犯カメラの映像から本田容疑者が浮上。自宅に被害品の免許証があったため、逮捕状を取り7月1日に指名手配。9日夜、静岡県長泉町で警察官が車に乗った本田容疑者を発見した。

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2013年7月10日のニュース