坂本が千金勝ち越し打!巨人逆転3連勝 DeNAブラ空砲…

[ 2013年4月3日 22:30 ]

<D・巨>5回2死満塁、坂本が右翼線へ走者一掃の二塁打を放つ

 プロ野球セ・リーグのDeNA―巨人1回戦は3日、横浜スタジアムで行われ、巨人が10―8と逆転勝ち。1分けを挟んで開幕から3連勝とした。DeNAは中畑監督の古巣・巨人を迎えての本拠地開幕戦だったが、昨季4勝17敗3分けと大きく負け越した“天敵”に敗れ、2勝2敗のタイとなった。

 先発は巨人・杉内、DeNA・ソトの両左腕。初回、巨人は長野の四球、脇谷の一塁内野安打で無死一、二塁とし、坂本、阿部が倒れて2死一、三塁となったが、村田の右前適時打で1点を先制。その裏、DeNAは1死から四球と死球で一、二塁とし、中日から移籍した4番・ブランコが左翼線へ2点適時二塁打を放ち逆転した。ラミレスの第1打席は四球だった。

 2回、巨人は1死から今季初スタメンの大田が四球で出塁、杉内が送って2死二塁とし、長野の中前適時打で同点。その裏、DeNAは7番からの攻撃で3者凡退。

 3回、巨人は先頭の阿部が四球を選ぶと、村田、ロペスの連打で無死満塁。ボウカーは三振に倒れたものの、大田の左犠飛で1点勝ち越した。しかし、その裏、DeNAは連続四球とモーガンの送りバントで1死二、三塁とし、ブランコが右中間スタンド最上部へ豪快な3ラン。杉内をKOした。巨人の2番手は笠原。ラミレスの第2打席は空振り三振だった。

 4回、巨人は長野が左翼フェンス直撃の二塁打を放ち、脇谷の一ゴロで1死三塁としたが、坂本の中飛で本塁を狙った長野のタッチアウトとなり、無得点に終わった。その裏、DeNAは1死一、三塁から石川の一ゴロの間に1点を追加し、リードを3点に広げた。

 5回、巨人は1死から村田が四球、ロペスが左前打で一、二塁とし、ボウカーの左中間への2点適時二塁打で1点差に迫り、ソトをKO。さらに2番手の加賀から2四球で2死満塁とチャンスを広げ、脇谷が3人目の佐藤から同点の右前適時打。坂本が右翼線へ走者一掃の二塁打を放ち、3点を勝ち越した。その裏、DeNAはラミレス、中村が連続で遊ゴロに倒れ、2死から荒波が左前打で出塁したが、高城が空振り三振に倒れ、無得点。

 6回、巨人はこの試合初めての3者凡退。その裏、DeNAは1死から石川が中前打で出塁したが、内村が一ゴロ併殺に倒れ無得点。

 7回、巨人はまたも3者凡退。その裏、DeNAは2死二塁から中村の中前適時打で2点差に迫った。

 8回、巨人は2死満塁からボウカーが押し出し四球を選び、再びリードは3点に。その裏、DeNAは巨人・山口を攻め、無死満塁から内村の中犠飛で1点。なおも2死一、三塁と一発が出れば逆転の場面でブランコに回ったが、見逃し三振に倒れた。

 9回、巨人は3者凡退。その裏、DeNAは西村の前に3者凡退に終わり、あと一歩及ばなかった。

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