和田恋 一発も9回同点チャンスは凡退「弱気だった」

[ 2013年4月3日 06:00 ]

<高知・済美>甲子園を去る高知・和田恋

第85回センバツ高校野球準決勝 高知2-3済美

(4月2日 甲子園)
 大会屈指のスラッガーといわれた高知の4番・和田恋がヒーローになり損ねた。1点を追う9回無死三塁で二飛に終わり、「負けたのは自分のせい。もっとしっかりしないと。チームに貢献できなかった」と唇をかんだ。

 7回、安楽の144キロの真っすぐを振り抜くと打球は左中間スタンドへ同点弾。だが、9回の場面では狙っていた変化球はこず、安楽の直球に詰まらされて二飛に終わった。「相手は強気。自分は弱気だった」と悔やんだ。島田達二監督は9回の逸機を「打者が当たっていたから打たせたけど、甘くなかった。いい投手が相手ではまだ打てないということ」と振り返った。

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2013年4月3日のニュース