岩隈、今季初先発で白星!6回2安打1失点、開幕連勝を演出

[ 2013年4月3日 13:38 ]

ア・リーグ マリナーズ7-1アスレチックス

(4月2日 オークランド)
 マリナーズの岩隈久志投手(31)は2日、オークランドでのアスレチックス戦で今季初先発した。昨季の対戦成績は0勝2敗、防御率6・14と相性は悪いが、開幕戦7回2/3無失点で白星を飾ったエースのヘルナンデスに続く好投に期待がかかった。

 初回、先頭のクリスプにいきなり右翼へ大きな当たりを打たれるも、モースが好捕し右飛。続くジェイソは一ゴロ、レディックは遊ゴロに仕留め、まずは無難な立ち上がりを見せた。

 しかし2回、4番のセスペデスに被弾。真ん中に甘く入ったスライダーをバックスクリーンに運ばれ先制を許す。それでも続くローリーを空振り三振、モスを左飛、ドナルドソンを空振り三振と後続は打ち取った。

 3回、打線が岩隈を援護する。4番・モースの右越え3ランで逆転。その裏、岩隈は1死後、ソガードに左前打を許したが、後続を中飛、ニゴロに仕留め失点を許さず。

 4回も岩隈は無失点。3番・レディック、4番・セスペデスを連続三振、ローリーを中飛に打ち取り、好投を続ける。

 5回にも味方打線が追加点を奪うと、岩隈の投球はさらに安定。先頭のモスを空振り三振に仕留めると、後続も難なく打ち取り三者凡退に。

 6回も安定した投球内容。2番・ジェイソからこの日7つ目の三振を奪うなど、3イニング連続で三者凡退に打ち取った。

 マリナーズは7回にも加点し5-1とリードを広げると、その裏の守りから2番手・キャップスがマウンドへ。岩隈は6回を88球、2安打1失点7奪三振、四死球0。先発の役割を果たし降板した。

 9回にも4番・モースのこの日2本目の本塁打で加点したマリナーズは、開幕戦に続く快勝で連勝スタート。岩隈は今季初勝利を飾った。
 

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2013年4月3日のニュース