東尾投手コーチうれしい悩み…大隣、大竹ら本大会代表へ好投

[ 2012年11月16日 22:36 ]

<日本・キューバー>日本先発の大隣

侍ジャパンマッチ 日本2―0キューバ

(11月16日 ヤフーD)
 日本は先発の大隣(ソフトバンク)が3三振を奪うなど2回を完璧に抑えると、2番手の大竹(広島)も2回をパーフェクト。投球数に制限のあるWBCで山本監督が採り入れる「ダブル先発制」の候補に名乗りを上げた。

 大隣は緩急を強く意識。左腕は先頭打者のカスティーヨに対し内角速球で追い込むと、最後は外角へのチェンジアップで空振り三振。4番のA・デスパイネには4球直球を続けて三振を奪うなど力自慢のキューバ打線を巧みに抑え「自分らしい投球ができた。アピールできたと自分では思っている」。

 大竹はスローカーブで簡単にストライクを取り、キレのある速球で凡打を重ね「自分の持ち味を生かした投球ができた」と胸を張った。

 結局、7投手をつぎ込み、ヒットを許したのは筒井(阪神)と山口(DeNA)だけ。「選考自体は非常に難しい判断になる」と話す東尾投手総合コーチにとって、うれしい悩みがまた増えた。

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