元阪神選手 550万円詐欺「生活費に困り金が欲しかった」

[ 2012年11月16日 11:48 ]

阪神時代の塩谷和彦容疑者

 兵庫県警は16日、現金550万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、元阪神の内野手だった塩谷和彦容疑者(38)を逮捕した。

 10年8月から9月にかけ、西宮市の会社役員(41)に商業施設内の使用権譲渡するとうその話を持ち掛け現金をだまし取った疑い。西宮署によると、塩谷容疑者は「事業費や生活費に困り金が欲しかった」と供述し、おおむね容疑を認めている。

 塩谷容疑者は92年、ドラフト6位指名され、阪神に捕手として入団。プロ初本塁打で満塁本塁打を放った。その後内野手に転向し、02年にオリックスへ移籍。05年に戦力外通告を受け、韓国プロ野球に活躍の場を求めた。

 日本球界での通算成績は11年で381安打、29本塁打、打率2割6分4厘だった。

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2012年11月16日のニュース