ダル 新人王ならずも米メディアは称賛「例年なら受賞に値する」

[ 2012年11月14日 06:00 ]

大リーグの新人王受賞を逃したレンジャーズのダルビッシュ

 大リーグの新人王が12日(日本時間13日)発表され、ナ・リーグはハーパー、ア・リーグはトラウトが受賞。今季16勝をマークしたダルビッシュはアの3位、青木はナの5位だった。

 全米野球記者協会会員による投票で選出されるが、ダルビッシュにとって不運だったのは、例年になくハイレベルな争いだったこと。今季16勝9敗、防御率3・90は、昨年新人王のヘリクソン(レイズ)の13勝10敗、防御率2・95に劣らないもので、221奪三振、191回1/3は新人として30球団トップ。だが、新人初の「トリプル3」を達成したトラウト、アスレチックスの6年ぶりの地区優勝に貢献したセスペデスに後れを取った。

 複数の米メディアはダルビッシュを「例年なら受賞に値する」「球団の投資に見合う成功」などと称賛。トラウトと右腕の2人だけがアの投票者28人全員から3位以内の票を集めたことも、その評価を裏付けた。

続きを表示

2012年11月14日のニュース