日本代表が練習スタート　山本監督「動きはよかった」と満足

　来春開催される野球のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）で３連覇を狙う日本代表は１４日、国際親善試合のキューバ戦（１６日・ヤフードーム、１８日・札幌ドーム）に向け、福岡市のヤフードームで練習を開始した。

　キューバ戦で初陣を迎える山本監督は、国内の若手中心で編成された今回の代表メンバーに積極的に声を掛けた。リラックスした雰囲気の中でベテラン井端（中日）、若手のＴ―岡田（オリックス）らがシートノックやフリー打撃で約３時間、汗を流した。山本監督は「気が引き締まるのは当然。秋季キャンプをやっている選手も多いし、動きはよかった」と満足そうに話した。阿部らアジア・シリーズを戦った巨人勢は１５日の練習から参加する。

　キューバとは本大会の１次ラウンドでも同組に入るライバル。１５日は両チームの公式練習、公式記者会見が行われる。