ブルワーズ・青木もWBC出場辞退 来季への準備優先

[ 2012年11月14日 06:00 ]

WBC出場を辞退したブルワーズ・青木

 ブルワーズの青木宣親外野手(30)がWBC出場を辞退したことが13日、分かった。日本野球機構サイドに不参加の意向を伝えた。

 青木は2大会連続でWBCに出場。前回の09年大会は打率・324をマークし、松坂、岩隈とともにベストナインに選出された。日の丸への思いは強く、熟慮を重ねてきたが、メジャー1年目の疲労回復と来季への準備を優先させた。球団側もダグ・メルビンGMらフロントが出場を容認した一方で、ロン・レネキー監督は「チームを離れることで何かを失うだろう」と懸念を示していた。

 山本監督はこの日のミーティングで選手に「メジャーの選手は不参加が多い。日本でやっているメンバーでいこうと思っている」と宣言。既にダルビッシュ(レンジャーズ)、岩隈(マリナーズ)、川崎(マリナーズからFA)も辞退の意向を伝えている。ヤンキースからFAとなったイチローは態度を明確にしていないが、オール国内組で臨む可能性がさらに高まった。

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2012年11月14日のニュース