原監督&阿部に正力賞 選手の受賞は松井以来12年ぶり

[ 2012年11月14日 17:08 ]

正力松太郎賞の受賞が決まり、花束を手に笑顔の巨人・原監督

 今年のプロ野球の発展に最も貢献した監督、選手に贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が14日、東京都内で行われ、巨人を3年ぶり22度目の日本一に導いた原辰徳監督(54)と、首位打者と打点王の2冠に輝いた阿部慎之助捕手(33)が選ばれた。

 原監督は02、09年に続く3度目の受賞で、阿部は初。2人同時の受賞は03年にダイエー(現ソフトバンク)の王貞治監督と阪神の星野仙一監督が選ばれて以来9年ぶり3度目となった。選手が受賞するのは、00年の松井秀喜外野手(当時巨人)以来12年ぶり。

 原監督は「多くの野球人の目標の賞で、幸せの極み」と喜びのコメント。「スタッフや選手に感謝したい。簡単な道のりではなかったが、苦しかった分、喜びも大きく、最高のシーズンだった」と史上初の5冠を達成したシーズンを振り返った。

 ▽巨人・阿部捕手の話 最初に聞いた時はすごく信じられない気持ちだったけど、大変光栄に思います。(今季は)もうないんじゃないかというくらい満足できました。(原監督との同時受賞に)うれしく受け止めています。

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2012年11月14日のニュース