「カンフーパンダ」サンドバル3連発 ジ軍先勝 Wシリーズ開幕

[ 2012年10月25日 12:45 ]

中越えに先制ソロを放つジャイアンツのサンドバル

ワールドシリーズ第1戦 ジャイアンツ8―3タイガース

(10月24日 サンフランシスコ)
 米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)が開幕。地元のジャイアンツがワールドシリーズ史上3人目となるサンドバルの3連発で豪快に先勝した。
 
 先発は今季15勝、ポストシーズン防御率1・74の左腕ジト、タイガース先発は昨季のサイ・ヤング賞右腕でポストシーズン3戦3勝のバーランダー。
 
 タイガースが初回1死一、二塁の好機を逃したその裏、ジャイアンツはサンドバルの中越えソロで先制した。3回には2番スクタロの中前適時打で加点し、さらにサンドバルが左越え2ラン。ジトに映画のキャラクターから名付けられた「カンフーパンダ」の愛称で知られる3番打者が連発で“名付け親”を援護した。4回には投手のジトが左前適時打。5―0とジャイアンツが試合を有利に進めた。
 
 5回、今度は中越えへサンドバルがワールドシリーズ史上3人目となる3打席連発。パンダの格好のファンが目立つAT&Tパークが大歓声に包まれた。
 
 タイガースは6回、三冠王カブレラの中前適時打で1点。ジトは降板し、リンスカムがマウンドへ。サイ・ヤング賞リレーで追加点を許さない。
 
 7回にもサンドバルの左前打など4連打で2点追加。9回に2点失ったものの、ジャイアンツが地元第1戦を快勝し、2年ぶり頂点へ好スタートを切った。

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