【ソフトバンク5位】笠原大芽 腕柔らかさ一級品のサラブレッド左腕

[ 2012年10月25日 19:00 ]

福岡工大城東・笠原大芽投手

笠原大芽(かさはら・たいが)投手 17歳 福岡工大城東 左投右打

 父・栄一さんは84年ロッテにドラフト1位で入団。ダイエーと合わせ12年間プレーし、巨人入りした兄・将生は今季プロ初勝利を挙げた伸び盛りの若手右腕。野球一家に育ったサラブレッドだ。

 売りは何といっても柔らかな腕の振り。ソフトバンク・永山勝スカウト部長も「肘と手首の柔らかさは一級品。楽しみ」と高評価を口にする。最速145キロの直球にスライダー、カーブだけで投球回数を超える三振を積み重ねる。

 11年春の県大会決勝ではライバル・森雄大を擁する東福岡を相手に17個の三振を奪った。続く九州大会でも快投し4強入りしたが、甲子園はあと一歩のところで逃し続けた。

 高校は兄・将生と同じ福岡工大城東を選んだが、プロでは地元のソフトバンクから指名を受けた。

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