屈辱から6年…バーランダー ワールドシリーズ第1戦先発へ

[ 2012年10月25日 06:00 ]

ワールドシリーズ

 84年以来、28年ぶり5度目の頂点へ、タイガースの投打の柱が自信を見せた。第1戦の先発は、昨季のサイ・ヤング賞右腕で今ポストシーズンは3戦3勝と絶好調のバーランダー。06年のワールドシリーズでは第1戦を任されながら、カージナルス打線に5回0/3を7失点で敗れ、第5戦でも敗戦投手となり世界一を逃した。

 あれから6年が経過し、押しも押されもせぬ米球界のエースに成長した29歳は「あの時の屈辱が今につながっている。緊張感もアドレナリンも味方にできる。浮き足立つことはない」と自信たっぷり。一方、打線を引っ張る3冠王のカブレラも「相手をしっかり研究して臨む。楽しみだ」と話した。

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2012年10月25日のニュース