14安打快勝 浦添商「悩んでいた」1番の三塁打で勢いに乗った

[ 2012年8月16日 15:56 ]

2回戦を突破し、応援席に向かって駆けだす浦添商ナイン

第94回全国高校野球選手権大会2回戦 浦添商6―1滝川二

(8月16日 甲子園)
 1回戦で大会No・1左腕浜田(愛工大名電)を攻略した浦添商が、勢いに乗って14安打を放って快勝。4強入りした97、08年以来の3回戦進出を果たした。

 宮良監督がポイントとして挙げたのは、初回の東江の三塁打だった。「なかなかいいところで打てなくて悩んでいた」という1番打者が外角の直球を弾き返し、左中間を破る三塁打で出塁。続く大城がきっちり犠飛を打ち上げて先制点を挙げ、試合の主導権を握った。

 エース宮里が7回を1失点に抑えると、宮良監督は2番手として2年生・金城仁を送り出した。沖縄大会でも登板機会がなかった右腕の起用について「彼なしでは甲子園を勝ち上がれないから」と説明。指揮官は「まだまだ雑な面もたくさんあるので修正したい」と話し、“神奈川のドクターK”松井を擁する桐光学園との3回戦を見据えた。

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2012年8月16日のニュース