仙さんもテレビの前で校歌　倉敷商が逆転勝ち

＜倉敷商・松阪＞８回１死二、三塁、倉敷商・片山は中前に同点となる適時打を放つ

第９４回全国高校野球選手権２回戦 倉敷商８―３松阪

（8月15日 甲子園）
　倉敷商（岡山）は２―３の８回に打者１１人の猛攻で６点を奪い、逆転勝ちした。１死二、三塁から中前にポトリと落ちる同点打を放った片山は、「いい当たりじゃなかったけど…」と照れながら小さくガッツポーズ。後続も快音を響かせた。

　森光淳郎監督は「初球からいけ。たった３球で攻撃が終わっても構わない」と好球必打を徹底。１３安打中８本が最初のストライクを打ったもので、積極性が逆転勝利を呼んだ。

　▼楽天・星野監督（６５年卒ＯＢ）逆転されたところで気分が悪くなって（仙台市内の自宅にある）サウナに入ったけど、出てきたらいつの間にか逆転しとった。初戦を勝ってくれてよかった。俺もテレビの前で校歌を歌ったよ。