井川 また8失点 故障?本人は「コントロールミス」

[ 2012年8月16日 06:00 ]

<オ・西>初回3失点のオリックス・井川は汗をふきながらベンチへ

パ・リーグ オリックス3-9西武

(8月15日 京セラD)
 何かがおかしかった。先発したオリックス・井川は初回いきなり無死満塁のピンチに立たされると、中村を一邪飛に仕留めたものの、ヘルマンに右中間へ走者一掃の三塁打を浴びた。

 2回から4者連続三振で立ち直ったかと思えば、中島に一発を許して追加点を奪われる苦しい展開。4回は制球もままならず、四球、ヒット、四球で招いた無死満塁から9番・熊代に中前適時打を打たれたところで交代を告げられた。

 「コントロールミスです。体調的な理由はないです。次に向けて調整していくだけ」

 試合後の井川は多くを語らなかったが、8日楽天戦の4回2/38失点KOに続く2試合連続の8失点降板劇。体調に異変があったと勘ぐられても仕方ない内容だった。

 「本人は痛いと言わないからな。でも、2日に前橋で投げた後からよくない。(処遇は)あしたの調子を見てから。しかし、ハッキリ言ってピッチャーがおらんからな」

 岡田監督は西武戦登板後に左脇の張りを訴えた影響を心配していたが、井川自身は「コントロールミス」を繰り返すだけだった。

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2012年8月16日のニュース