WBC参加条件交渉進展せず 11月キューバ戦に影響も

[ 2012年8月16日 06:00 ]

 来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場問題が11月に予定している「侍ジャパン」の親善試合・キューバ戦に影響を及ぼすことになった。

 ニューヨークで大リーグ機構(MLB)などで構成される大会主催者と交渉した日本野球機構(NPB)の島田利正国際関係委員長らが帰国。不参加を表明している日本プロ野球選手会が求めている日本代表のスポンサー権などの帰属を含めた参加条件の見直しは受け入れられず、同委員長は「(11月の試合は)WBC出場が前提。スポンサーなどにも問題が出る。相手国にも失礼」と親善試合の開催準備の難航を懸念した。今回の交渉を踏まえ、20日に12球団で協議し、選手会に報告する。

 

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2012年8月16日のニュース