清武氏反論 法的措置も「逃げ隠れしない。正々堂々とやる」 

[ 2011年11月18日 21:09 ]

巨人の球団事務所前で多くの報道陣に囲まれながらコメントする、球団代表を解任された清武英利氏

 プロ野球巨人の球団代表職を解任された清武英利氏(61)が18日、東京都内で弁護士と今後の方針などを協議した後、取材に応じ「(解任は)違法な処分。日本シリーズが頂点に向かうところ。(シリーズ中の発表は)慌てる話ではないので、疑問に思う」と強い口調で巨人を批判した。

 清武氏は法的措置も視野に、弁護団を結成する方針を示した。日本シリーズ後に正式な記者会見を開くことを明言し「これまでの経緯、どういう不当な圧力があったのか申し上げます」と述べた。

 騒動の原因になった渡辺恒雄球団会長に対する批判も「職を賭してやらざるを得ない。役員としての務め」とあらためて正当性を主張。球団を離れる前には職員に「自分の信念に基づいて生きてほしい」と訓示した清武氏は、最後は何重にも報道陣に囲まれながら「逃げ隠れしない。正々堂々とやる」と声を大きくした。

 清武英利氏の話 私は間違ったことはしていないし、後悔や反省はしていない。上司や権力者が誤ったことをしたら、きちんとものを言うのが取締役たる自分の務めだ。(法的措置の検討については)弁護団を結成する。正々堂々、逃げ隠れしない。

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2011年11月18日のニュース