レンジャーズ ダル獲り本腰!流出決定的なエースの代役

[ 2011年10月30日 06:00 ]

<日・西>視察に訪れたレイズ・内堀スカウト(左)とレンジャーズ・ジョー古河スカウト

パ・リーグCSファーストステージ第1戦 日本ハム2―5西武

(10月29日 札幌D)
 2年連続でワールドシリーズに進出しながら敗退したレンジャーズが今オフの最重要課題として、日本ハム・ダルビッシュ獲りの方針を固めた。

 今季16勝のエース左腕ウィルソンのFAでの流出が決定的で、その穴を埋めるための筆頭候補として検討。ジョン・ダニエルズGMは米国時間28日(日本時間29日)に「来季に向けてやるべきことは多い」と具体的な言及を避けたが、球団関係者は「ここ数年間ダルビッシュをずっと見てきた。チームとして彼の能力を高く評価している」と語った。

 レ軍は今年6月に同GMが直々に日本に足を運び、ダルビッシュを視察。この日は、ジョシュ・ボイド・プロスカウト部長がレ軍のワールドシリーズ出場により来日をキャンセルしたが、ジョー古河・環太平洋スカウトがネット裏から熱視線を送り「(前回登板から)17日間も空いたのに、普段通りに投げられるのはさすが」と話した。

 29日(同30日)にスタッフ会議を開き、最終方針を決定するが、すでにノーラン・ライアン球団社長の承認も得ているという。ポスティング申請をした場合、入札に参戦するのは確実だ。

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2011年10月30日のニュース