2年計画で“九州のダル”育成へ「今年高校生で一番」

[ 2011年10月29日 06:00 ]

 「九州のダル」の異名を持つ151キロ右腕・武田(宮崎日大)が、宮崎市内の学校でソフトバンクから1位指名のあいさつを受けた。「やるならば上を目指し、エースになる練習をしたいです」と目を輝かせた1メートル88の長身右腕だが、球団は独自の育成方法により2年計画で育てる方針。

 永山勝スカウト部長は「今年の高校生の中で一番いい投手」と太鼓判を押した上で「1年で本当のプロの体にする」と語った。具体的には、来年2月のキャンプではブルペン入りさせずに下半身を徹底的に強化し、オフは中米のウインターリーグに武者修行させる計画。今季7勝と急成長した山田らも通った道で、武田も「シビアな世界に飛び込む」と口元を引き締めた。

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2011年10月29日のニュース