青木に長女誕生 CSに気合「佐知と子供に感謝」

[ 2011年10月29日 06:00 ]

決戦に向け軽快な動きで守備練習をこなす青木

 ヤクルトの青木がパパとしてCSファーストS(神宮)に臨む。27日が出産予定日だった元テレビ東京アナウンサー、佐知夫人(28)の陣痛が始まったため、この日は神宮での打撃練習後に都内の病院へ急行。午後6時9分に第1子となる長女が誕生した。

 3308グラムで母子ともに健康。出産に立ち会った青木は「非常に感激しています。頑張ってくれた佐知に、生まれてきてくれた子供に感謝します。子供のためにも、あす(29日)からのCSを全力で戦っていきたい」と喜んだ。

 父として、そしてチームの柱として本拠地初開催の大舞台に臨む。初戦先発が濃厚の巨人・沢村には今季打率・450と相性が良く「短期決戦は先に点を取るのが重要。いいイメージで打席に入れる」と意気込んだ。25日の今季最終戦(神宮)後は背中の張りの治療に時間を割き、ウエートトレーニングで「筋肉を締めた」という。目指すは01年以来10年ぶりの日本一。小川監督は円陣で「内容は関係ない。勝ちましょう。ミスを恐れず、思い切りやってくれ」と呼びかけた。まずは巨人を撃破し、ファイナルS(ナゴヤドーム)で、リーグ優勝を奪われた中日へ雪辱を期す。

続きを表示

2011年10月29日のニュース